IMG_4550四人H24.12白子川調節池拡大2H24.12白子川調節池拡大1練馬区内では、近年局地的ゲリラ豪雨が増大し、また、昭和30年代頃からの急速な都市化に伴い雨水の地下浸透が減少し、雨が地表面を流れて一気に河川に流入する「都市型水害」が頻発するようになりました。そこで、白子川では、洪水に対する安全性を確保するために河川の拡幅や調節池の整備を実施しております。このたび、東京都議会議員 高橋かずみ事務所のお尽力により東京都第四建設事務所のご協力のもと、私も6名の練馬区議会議員ともに白子川比丘尼橋下流調節池を視察させて頂きました。
白子川比丘尼橋下流調節池(大泉町2丁目地内)の発進立坑(深さ45mまで工事用エレベーターで降り)外径約10mの坑内は、地下鉄の複線が走れる程の大きさで、トンネル延長3,185.3mの内約1,200m程が完成しているとのことです。その後、石神井川の到達立坑(高松3丁目地内、目白通り練馬中央陸橋付近)も視察しました。完成予定は、平成28年末とのことですが、平成26年度末の暫定取水も可能。
さて、中村・豊玉地区では、平成11年、13年、17年と局地的なゲリラ豪雨により、床下床上浸水により多大な被害を被りました。そこで、平成17年には南蔵院通りの地下に(延長800m、直径約3m、貯留量2,500トン)の貯留管設置。平成19年中村中学校校庭地下(貯留量1,500トン)平成20年学田公園野球運動場地下(貯留量1,500トン)。平成21年中村南スポーツ交流センター地下(貯留量500トン)等の雨水を一時貯留できる地下貯留槽の整備に努力してまいりました。
また、平成25年2月には、豊中通り(中村3丁目付近の中杉通りから環7を横断して豊玉中1丁目付近の中野区北江古田公園まで(延長約2.4km、直径4m、貯留量約20,500トン)」が完成予定です。これらの施設の完成により局地的な集中豪雨による床上床下浸水などの被害が軽減されます。
今後とも、皆さまが安全で安心して住み続けられる緑溢れる元気な町練馬に実現に向けて努力してまいります。 
元気な男 練馬区議会議員 練馬区議会議員 企画総務委員会・委員長 小林みつぐ事務所拝

4445女川町放射線量4435女川町廃棄物選別処理都内で女川町の「がれき」5万トン(3カ年)受け入れ(予定)です。平成24年6月25日~7月7日までの間、練馬区光が丘清掃工場で、1日当たり20トンの災害廃棄物を焼却している女川町の災害廃棄物の処理状況について、11月12日(月)~13日(火)の2日間、練馬区議会清掃リサイクル等特別委員会で、昨年の東日本大震災により、多大な被害を蒙った、宮城県仙台市、女川町、石巻市の災害廃棄物の処理状況を視察致しました。視察場所へ向かう道中では、石巻市・女川町のがれきの処理は思った程進んでおりません。一刻も早く住民が安全で安心して日常生活が送れるよう、地震や津波などの自然災害に対して強い町を構築していかなければなりません。そのためには、がれき等の撤去・処分が急務であります。
被災地宮城県仙台市、女川町、石巻市の災害廃棄物の処理施設では、災害廃棄物は徹底した分別回収が手作業で仕分けされ、アスベスト等の有害物質は除去され、徹底したリサイクルが図られ、処理前と搬出時に放射線量等の測定が行われ、安全が確認されてから県外に排出されます。
また、平成25年1月11日(金)より2月2日(土)迄の間、練馬光が丘清掃工場において、女川町の災害廃棄物を1日当たり8トンを焼却します。
今後とも、71万区民の安全を最重点に、被災地の復興の妨げになっている「がれき」災害廃棄物の受け入れ・処理に協力していきたいと考えています。
元気な男 練馬区議会議員 企画総務委員会・委員長 小林みつぐ事務所拝